| 識別コード | 9303-0034 |
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| 資料名 | 幹部候補生採用願 |
| 資料名（英語） | |
| 寄贈者（カナ） | 岡野 政俊（オカノ マサトシ） |
| 寄贈者（英語） | OKANO Masatoshi |
| 受入年月日 | 2019/1/25 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 198×275 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | |
| 被爆地（現町名） | |
| 爆心地からの距離（m） | |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 寄贈者の父・岡野武夫さん（当時19歳）のもの。 当時武夫さんには召集令状が来ており、8月16日に白島の工兵橋に集合して入隊することになっていた。この幹部候補生採用願は、奉公袋に入れていた証明書類の一つと思われる。 8月6日、武夫さんは安佐郡口田村の自宅にいたため無事だったが、広島市横川町に出かけていた父親と妹を捜すため、その日のうちに入市し、被爆した。 横川町へ向かう途中の牛田町で被爆した父と妹に外傷はなかったが、もともと体が弱かった妹、政子さん（当時17歳）はそのまま寝込むようになり、その年の12月に亡くなった。 戦後、武夫さんが自分や家族の体験について、息子の政俊さんに語ることはほとんどなかった。 |
| ブロック別 | |
| 展示説明文 | 寄贈／岡野政俊 被爆後､岡野武夫さん(19歳)は､父と妹を捜すため安佐郡の自宅から急ぎ広島へ向かった。牛田町で被爆した二人にけがはなかったが､もともと体が弱かったこともあってか､妹の政子さんはその年の12月に18歳で亡くなった｡ 戦後､武夫さんが原爆の話をすることはほとんどなく､息子の政俊さんは大学生になるまで自宅にある少女の遺影が叔母にあたる政子さんであることを知らなかった｡ 武夫さんは召集され､8月16日に入隊を控えていた｡ |
| 展示説明文（英語） | Donated by OKANO Masatoshi After the atomic bombing, OKANO Takeo (then, 19) hurried to Hiroshima from his home in Asa County in search of his father and younger sister. The two family members, who experienced the atomic bombing in Ushita-machi, had not been injured, but his younger sister Masako, who was already in poor health, passed away in December of the same year at the age of 18. After the war, since Takeo rarely talked about the atomic bombing, his son Masatoshi did not know that the girl in the portrait in his home was his aunt Masako until he became a university student. Takeo was drafted and scheduled to join the army on August 16. |
| 資料性質 | 戦中資料 |