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トップページ被爆資料変死者検視調書

被爆資料

識別コード 9302-0085
資料名 変死者検視調書
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 國分 良德(クニワケ ヨシノリ)
寄贈者(英語) KUNIWAKE Yoshinori
受入年月日 2016/5/19
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 174×258
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 寄贈者の弟・國分宥信(ひろのぶ)さん(当時1歳7か月)の変死者検視調書。宥信さんは、母・ハルコさん(当時41歳)、兄・義章(よしふみ)さん(当時11歳)、姉・和子(かずこ)さん(当時7歳)、姉・慶子(けいこ)さん(当時4歳)とともに、自宅である宝勝院の本堂で被爆、建物の下敷きとなった。同じく本堂の別の場所で被爆した父・智德(ちとく)さん(当時46歳)と兄・良德(よしのり)さん(当時16歳)が、建物の下敷きになりながらも、なんとか脱出し、家族を助け出そうと、瓦礫をかき分けた。義章さんは、自力で脱出、3人は泣いている慶子さんを助け出した。しかし宥信さんは、母・ハルコさんに抱かれたまま、母とともに大きな材木の下で息絶えていた。二人を瓦礫から出すことさえできないまま、壊れた建物から火の手が上がり、生き残った4人は、後ろ髪引かれる思いで寺から避難した。和子さんは、後日、ハルコさんと宥信さんのそばで遺骨で発見された。また、小網町の建物疎開作業現場(爆心地から900m)に学徒動員されていた安芸高等女学校2年生だった姉・郁子さん(当時14歳)は、全身やけどを負い、避難先で亡くなった。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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