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被爆資料

識別コード 9301-0120
資料名 罹災証明書
資料名(英語) Disaster certificate
寄贈者(カナ) 岡田 紗都子(オカダ サトコ)
寄贈者(英語) Satoko Okada
受入年月日 2007/09/20
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 90×125
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 寄贈者の兄、久保義行さん(くぼ よしゆき 当時14歳)の罹災証明書。義行さんは、妹の紗都子さん(当時2歳)を自転車のかごにのせて、三篠に住む伯母宅へ向かう途中、爆心地から1,600メートル離れた柳橋を渡る手前で被爆。妹の上から覆いかぶさるようにして庇ったので、後頭部に瓦があたって負傷した。紗都子さんは、額と手の甲に擦り傷を負った。妹を乗せた自転車を押して帰宅。心配していた母フユコさんはとても喜んだ。紗都子さんは間もなく頭髪が抜け、腹部がパンパンに膨らんで、周囲の人から助からないだろうと言われたが、母が田舎で靴下4足と砂糖一斤を交換し、なめさせているうちに次第に回復した。
ブロック別
展示説明文 寄贈者の兄・久保義行さん(当時14歳)は、妹の紗都子さん(当時2歳)を自転車に乗せて親類宅へ向かう途中、爆心地から約1,600メートルの柳橋を渡る手前で被爆。紗都子さんの上へ覆いかぶさるようにして庇ったので後頭部に瓦が当たって負傷。紗都子さんも額と手の甲に擦り傷を負いました。二人が帰宅すると心配していた母親のフユコさんはとても喜びました。紗都子さんは間もなく頭髪が抜け、腹部がパンパンに膨らむ症状が出ましたが、フユコさんの懸命な看病により回復しました。
展示説明文(英語) Yoshiyuki Kubo (then, 14), the donor's older brother, was riding a bicycle carrying his younger sister Satoko (then, 2) towards a relative's house and were just about to cross the Yanagi Bridge, some 1,600 meters from the hypocenter, when the A-bomb exploded. Yoshiyuki hunched over Satoko to protect her and a roof tile struck him in the back of his head. Satoko received scratches on her forehead and the back of her hand. Their worried mother Fuyuko was delighted when they both returned home safely. Although Satoko's hair soon fell out and her stomach swelled up like a balloon, her mother's dedicated nursing helped her recover.
資料性質 被爆関連資料

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