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被爆資料

識別コード 9301-0112
資料名 罹災証明書
資料名(英語) Disaster Certificate
寄贈者(カナ) 丸亀 健吾(マルガメ ケンゴ)
寄贈者(英語) Kengo Marugame
受入年月日 2006/04/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 90×126
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 丸亀健吾さん(当時16歳)は、南千田町(現在の南千田東町)にあった勤務先である帝人広島研究所(帝国人造絹糸株式会社広島工場)(爆心地から2600m)で被爆した。気を失っていたらしく、けがをした同僚の助けを求める声で気がつくと、入り口にいたはずが、中まで飛ばされ、実験台の間に倒れていた。敷地を囲んでいた塀はほとんどが倒れ、木造の建物は倒壊していた。鉄砲屋町の陸軍偕行社将校集会所(爆心地から約580m、旧金水族館)に住み込みで勤務していた姉の寿美子さんや同所に勤務していた叔母のチヨミさん(当時41歳)のことが気になり、夜になって、捜しに行ったが、中心部は大火災で、近づくことができなかった。その後二日間、姉と叔母を捜しにいったが、結局二人を見つけることはできなかった。9日、東警察署の前でこの罹災証明書の発行を受け、汽車に乗って賀茂郡川尻(現在の呉市)の母ウタさんのところに帰った。叔母のチヨミさんは、重傷ながらも生きて戻ってきたが、姉の寿美子さんは、勤務先で被爆したと思われるが、現在も行方不明である。裏面にはこの罹災証明書を使用してもらった、米穀通帳や衣料切符の交付の記録が残っている。
ブロック別
展示説明文 丸亀健吾さん(当時16歳)は、爆心地から2,600メートルの南千田町(現在の南千田東町)にあった勤務先で被爆し、爆風で吹き飛ばされました。姉の寿美子さんや叔母のチヨミさんを捜す中、9日に東警察署の前で罹災証明書の発行を受けました。叔母のチヨミさんは、重傷ながらも生きて戻ってきましたが、姉の寿美子さんは行方が分かりません。
展示説明文(英語) Kengo Marugame (then, 16) was exposed at his workplace in Minami-senda-machi (now, Minami-senda-higashi-machi), 2,600 meters from the hypocenter. He was blown several meters by the blast. While looking for his older sister Sumiko and his aunt Chiyomi, he was issued a disaster certificate in front of Higashi Police Station. Though his aunt Chiyomi was seriously injured, she came home alive. His sister Sumiko was never found.
資料性質 被爆関連資料

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