識別コード | 9299-0100 |
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資料名 | 書 |
資料名(英語) | Calligraphy Scroll |
寄贈者(カナ) | 平本 英子(ヒラモト ヒデコ) |
寄贈者(英語) | HIRAMOTO Hideko |
受入年月日 | 2004/09/01 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 330×1150 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | |
被爆地(現町名) | |
爆心地からの距離(m) | |
数量 | 1 |
内容 | 山陽中学校1年生の梶谷剛二さん(かじたにごうじ)は、学徒動員先の東洋製罐工場へ行く途中被爆。翌7日、近所の人から常盤橋で剛二さんを見たという知らせを受け、救援活動に動員され息子を捜しにいけない両親に代わり、姉の英子さんが市内に入り、小さなろうそくを手に暗くなるまで捜したが、剛二さんは見つからなかった。この剛二さんが書いた書は自宅に残されていたもので、家族で大切に保管していた。 この書は、江戸時代末期の学者である藤田東湖作の漢詩「文天祥正気の歌に和す」の一部。「發(ヒラ)いては万朶(バンダ)の桜と為(ナ)り 衆芳与(シュウホウトモ)に儔(タグイ)難(ガタ)し」。意味は、「開花した桜の花は、枝垂れ下がるほどに咲き、その美しさは、他のどんな美しい花とも比べようがない」。 |
ブロック別 | |
展示説明文 | 山陽中学校1年生の梶谷剛二さんは、学徒動員先の工場へ行く途中に被爆。翌7日、近所の人から剛二さんを見たという知らせを受け、救援活動に動員されていた両親に代わり、姉の英子さんが市内に入りました。英子さんは、小さなろうそくを手に、暗くなるまで捜しましたが、剛二さんは見つかりませんでした。この剛二さんが書いた書は、自宅に残されていたもので、家族で大切に保管していました。 |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆関連資料 |