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トップページ被爆資料辞世の句を書いた紙片

被爆資料

識別コード 9299-0086
資料名 辞世の句を書いた紙片
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 亀田 幸子(カメダ サチコ)
寄贈者(英語) Sachiko Kameda
受入年月日 2003/08/22
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 58×202
寸法(その他) (本体)、330×240(包み紙 数量2)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 山口県から召集されていた寄贈者の父山田貞美さん(当時43歳)は、己斐で建物疎開作業中に被爆した。大野国民学校に収容され、知らせを受けた家族が、9日に到着、貞美さんは、軽傷で見た目は元気そうであった。二晩泊まったあと一旦家族は自宅に戻った。妻美也子さん(当時40歳)と長男が一日あけて戻ってみると、容態が急変、口、鼻、耳などあらゆるところから血を流し、髪の毛はすべて抜けてしまった。21日朝八時、貞美さんは息を引き取った。これは貞美さんの死後布団の下からでてきたもの。「大君の命かしこみ四十四の齢(よわい)ひっさげ我は散りゆく 昭和20年8月19日夕千斛」
ブロック別
展示説明文 山田貞美さん(やまだ さだみ・男性 当時43歳)は、己斐で建物疎開作業中に被爆しました。9日、家族が貞美さんの収容先へ駆けつけると、一見けがも軽そうでした。しかし、容態が急変、口・鼻・耳などあらゆるところから血を流し、髪の毛は抜けて21日朝8時に亡くなりました。これは貞美さんの死後、床の下から出てきたもの。「大君の 命かしこみ 四十四の 齢(よわい)ひっさげ 我は散りゆく 昭和20年8月19日夕 千斛(せんごく)」
平成15年度寄贈資料新着展キャプション
展示説明文(英語) Sadami Yamada (then, 43) was exposed while demolishing buildings in Koi. When his family rushed to his side at a relief station on the 9th, he appeared to be only lightly injured. However, he began to fail rapidly, bleeding from the mouth, nose, ears, and other orifices and losing his hair. Sadami died at 8:00 a.m. on the 21st. This poem was found under his futon after he died. “According deep respect to the life of the Emperor, I am dying at the age of forty-four. Evening of August 19. Sengoku.”
平成15年度寄贈資料新着展キャプション
資料性質 被爆関連資料

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