識別コード | 9203-0046 |
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資料名 | 従軍手帳 |
資料名(英語) | Military pocketbook |
寄贈者(カナ) | 岡 富士男(オカ フジオ) |
寄贈者(英語) | Fujio Oka |
受入年月日 | 2009/01/20 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 80×133×10 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 南段原町 |
被爆地(現町名) | 段原南一丁目 |
爆心地からの距離(m) | 2150 |
数量 | 1 |
内容 | 岡富士男さんは、当時陸軍船舶砲兵団衛生中隊に召集されていた。当日は、駐屯先で中隊長の訓示を受けている時に被爆。「B29だ!」と言う声に空を見上げているうち、ヒューっという笛のような音が聞こえるとともにピカーッと目も眩むような光線が走ったかと思うと爆風に吹き飛ばされ、意識を失った。気がつくと、倒壊した校舎とブロック塀の間に挟まれており、どうにか抜け出したが、左顔面がヒリヒリ痛み、左の耳も傷めていた。間もなく校舎いっぱいに数多くの負傷者があふれ、食用油や赤チンなどで応急処置をしたが、この世の地獄だった。3日後からは市内で救護班を編成し、不眠不休で治療を行った。 |
ブロック別 | 比治山・仁保地区 |
展示説明文 | 陸軍船舶砲兵団の衛生兵だった岡富士男さん(当時25歳)は、所属部隊が駐屯していた学校の校庭で、訓示を受けている最中に被爆しました。爆風に吹き飛ばされて意識を失い、気がつくと倒壊した校舎とブロック塀の間に挟まれ、負傷していました。間もなく校舎いっぱいに負傷者があふれ、食用油や赤チンなどで応急処置をしました。三日後からは救護班を編成し、不眠不休で治療を行いました。従軍手帳には、8月6日の日記が記されています。 |
展示説明文(英語) | Fujio Oka (then, 25), a medic with the Army Ship Fire Brigade, was exposed while receiving instructions in the schoolyard where his unit was stationed. He lost consciousness after being lifted by the blast. When he came to, he was injured and wedged between a part of the collapsed school building and a concrete block wall. Before long, the school building was crowded with injured victims, who were given first aid with food oil and Mercurochrome. Three days after the A-bombing, Fujio joined a relief unit and began treating the injured non-stop without sleeping or resting. He described his experiences of August 6 in the pocketbook. |
資料性質 | 被爆資料 |