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被爆資料

識別コード 9203-0045
資料名 手帳
資料名(英語) Notebook
寄贈者(カナ) 本間 彰(ホンマ アキラ)
寄贈者(英語) Akira Honma
受入年月日 2008/09/09
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 80×124×7
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 本間徳一郎(ホンマ トクイチロウ)さん(当時33歳)は、1945(昭和20)年6月に召集され、広島に原爆が投下された後、8月12日に広島に到着した。24日まで滞在し、その後復員。9月18日に故郷である山形県鶴岡市に戻った。手帳には、その間の日記が記されており、原爆の惨状についても触れている。
<抜粋>
八月十二日
着駅後、二葉山に野営す。途中、市中行進へ。惨状中をおわしむる物あり。原子爆弾の猛烈を初めて見る。
家は倒れ、広島市及其の附近にて原型を止めし物殊どなし。爆圧の強力さも強く、爆心附近の大木は例外なく倒され相当遠方の立木にも其の惨状を見る。爆発時に於ける特殊光線に由る被害は其の光線を受けし部分は全部火傷を受け、白血球の数は十分の一以内三分の一までに減ジ為に毒素に対する抵抗力なく傷者の多くは死亡するに至る。
原子爆弾に由る被害地は今後七十年人畜の住む事、不可能とも伝ふ。
同市に仮三角宿舎を建てる事、四十余に及ぶ。其の間、八月十五日正午、陛下の命に由り停戦を命ぜられし事を同時夕刻聞く。翌十六日、中隊長に前後処置を強要す。
ブロック別
展示説明文 本間徳一郎さん(当時33歳)は、1945(昭和20)年6月に召集され、広島に原爆が投下された後の8月12日に広島に到着しました。24日まで滞在し、その後、復員しました。手帳には、その間の日記が記されており、広島の惨状についても触れられています。
展示説明文(英語) Tokuichiro Honma (then, 33) was drafted in June 1945 and arrived back in Hiroshima on August 12 after the A-bomb was dropped. He stayed there until the 24th, and shortly thereafter was demobilized from military service. He kept a daily journal in this notebook during that period and described the devastation in Hiroshima.
資料性質 被爆関連資料

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