menu

トップページ被爆資料父の記録

被爆資料

識別コード 9201-0078
資料名 父の記録
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 片山 穫(カタヤマ アツム)
寄贈者(英語) Atsumu Katayama
受入年月日 2005/06/10
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 175×225
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 片山菊枝(かたやまきくえ)さん(当時17歳)は、女子挺身隊員として動員されていた宇品の陸軍船舶司令部所属部隊(通称暁部隊)で被爆。すぐに金輪島に送られ、9月10日まで被災者の救護活動にあたった。菊枝さんは、「学徒が大勢運ばれてきて、『おかあちゃん。おかあちゃん』と泣き、声がしなくなったと思ったら亡くなっていた。」と語っていた。除隊したときには、睡眠もほとんどとれないほどの勤務で、疲れ果てていたが、元気になったら就職するからねと履歴書を書いていた。しかし、鼻血、歯茎からの出血などがはじまり、昭和21年5月には病状が悪化、19日に亡くなった。父の通(とおる)さんは、一人娘だった菊枝さんを大変かわいがっており、原爆のせいで亡くなったことを証明しようと、奔走した。当時の菊枝さんの上官を必死で捜し、この証明書を書いてもらったが役場では認めてもらえず、無念の思いをこうして記録に残した。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

戻る

Page Top