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トップページ被爆資料教練教科書(前篇)

被爆資料

識別コード 9104-0306
資料名 教練教科書(前篇)
資料名(英語) Textbook
寄贈者(カナ) 加納 昭代(カノウ アキヨ)
寄贈者(英語) Akiyo Kano
受入年月日 2005/02/11
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 85×140×20
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 県立広島第二中学校1年生の加納文治さん(当時12歳)は、級友とともに広島駅から学徒動員先の中島新町の建物疎開作業現場に向う途中で被爆した。とっさに防空壕に逃れた級友は無事だったが、気付いたときには文治さんの姿はどこにもなく、ただこの教練教科書入りの袋と水筒が落ちているだけだった。級友は文治さんがそれらを置き忘れて逃れたのだろう、と思いそれを持ち帰った。西条の自宅で広島の様子を聞いた母親のコメノさん(当時46歳)は、8日にようやく広島へ向う貨物列車に乗ることができた。それからコメノさんは文治さんを背負って帰るための帯や浴衣、トマトなどを持って、三女の豊栄さんとともに毎日毎日必死に文治さんを捜し歩いたが、どうしても見つけることができなかった。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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