| 識別コード | 8201-0036 |
|---|---|
| 資料名 | 株券 |
| 資料名（英語） | Stock certificate |
| 寄贈者（カナ） | 脇 淳一（ワキ ジュンイチ） |
| 寄贈者（英語） | Jyunichi Waki |
| 受入年月日 | 1974/09/19 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 250×180 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 天満町 |
| 被爆地（現町名） | 天満町 |
| 爆心地からの距離（m） | 1200 |
| 数量 | 2 |
| 内容 | 寄贈者脇淳一さんの伯父香川千代蔵さん宅は､爆風で全壊し､家にいた千代蔵さんと当時同居していた妹の脇常子さん一家3人が下敷きになった｡常子さんとその娘葉子さん(当時15歳)はどうにか這い出したが､母親のチセさんと千代蔵さんは即死､家はその直後に焼失した｡父親の政次郎さんと再会した葉子さんは､動員に出たまま行方不明になった姉の艶子さん(当時17歳)を捜し歩き､二中に収容されているのを発見したが､間もなく艶子さんは亡くなり､葉子さんはたった一人で姉の遺体を荼毘に付した｡近所の親類宅も被害を受け､一族13人が亡くなった｡これは千代蔵さん宅の金庫に入れていたもので､8月11日頃焼けた金庫の中から取り出した｡ |
| ブロック別 | 十日市・中広地区 |
| 展示説明文 | 株券 寄贈／脇淳一氏 爆心地から約1,200ｍ 天満町 8月11日頃､焼けた自宅の金庫の中から取り出したものです｡家は爆風で全壊し､淳一さんの母親の常子さん､妹の葉子さん(当時15歳)､祖母のチセさん､伯父の香川千代蔵さんの4人が下敷きになりました｡常子さんと葉子さんはどうにか這い出しましたが､チセさんと千代蔵さんはそのまま即死､家はその直後に焼失しました｡葉子さんは､動員に出たまま行方不明になった姉の艶子さん(当時17歳)を捜し歩きました｡艶子さんが収容されている場所を聞き､そこへ駆けつけましたが､艶子さんはまもなく亡くなりました｡葉子さんは姉の遺体をたった一人で荼毘に付しました｡ |
| 展示説明文（英語） | Stock certificate Donation / Junichi Waki Approx. 1,200m from the hypocenter Tenma-cho This certificate was found in the safe standing in the family home ruins around August 11. The blast utterly collapsed the house, trapping beneath it Junichi's mother Tsuneko, his younger sister Yoko (then, 15), his grandmother Chise, and his uncle Chiyozo Kagawa. Tsuneko and Yoko somehow scrambled out, but Chise and Chiyozo died instantly and their house was quickly consumed. Yoko walked around the city looking for her older sister Tsuyako (17), who had left for her mobilization site and disappeared. When she learned where Tsuyako had been taken in, she rushed there only to watch her die. Yoko cremated her sister's body alone. |
| 資料性質 | 被爆資料 |