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被爆資料

識別コード 8199-0001
資料名 紙幣と硬貨
資料名(英語) Bill and Coins
寄贈者(カナ) 河野 寿一(コウノ ジュイチ)
寄贈者(英語) Juichi Kono
受入年月日 2006/06/26
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 紙幣1 100×48(五銭紙幣)、硬貨3 20Φ×1(十銭硬貨) 19Φ×1(五銭硬貨) 18Φ×1(一銭硬貨)
被爆地(旧町名) 中島新町
被爆地(現町名) 中島町
爆心地からの距離(m) 600
数量
内容 県立広島第二中学校1年生の河野武雄さん(当時14歳)は、中島新町の建物疎開作業現場で被爆し、死亡した。爆風で川に飛ばされたのか、翌日、兄の寿一さんが新大橋付近の土手で遺体を発見したところ、川の水を大量に飲んでおり、お腹は飲んだ水でふくれあがり、鼻からは大量の水が出て辺りをぬらしていたという。寿一さんが、現地で火葬した。これは、当日持っていたもの。武雄さんは、田舎の親元を離れ、市内に住む寿一さんの所から通学していた。お兄さん子だった武雄さんをかわいがっていた寿一さんは、この遺品となったお金を紙に包み、ずっと大事に保管していた。
ブロック別 平和記念公園・周辺地区
展示説明文 県立広島第二中学校1年生の河野武雄さん(当時14歳)は、学徒動員先の建物疎開作業現場で被爆し、亡くなりました。翌日、兄の寿一さんが川土手で遺体を発見し、現地で火葬しました。これは、当日武雄さんが持っていたものです。武雄さんは、親元を離れ、市内に住む寿一さんの家から通学していました。武雄さんをかわいがっていた寿一さんは、この遺品となったお金を、大切に保管していました。
展示説明文(英語) First-year student at Second Hiroshima Prefectural Junior High School, Takeo Kono (then, 14) was exposed to the bombing at his building demolition worksite where he had been mobilized to work. He died nearby. The next day, his older brother Juichi found his body on a riverbank and cremated him there. Takeo carried this money that day. Takeo left his parents and went to school from Juichi’s house in the city. Juichi loved Takeo so much he carefully preserved all the money Takeo left.
資料性質 被爆資料

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