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被爆資料

識別コード 8103-0030
資料名 一銭硬貨の溶融塊
資料名(英語) Block of melted sen coins
寄贈者(カナ) 角広 静馬(カクヒロ シズマ)
寄贈者(英語) Shizuma KAKUHIRO
受入年月日 2011/04/22
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 69×158×60
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 角広静馬さん(当時26歳)は、広島貯金支局に貯金を下ろしに行った際に被爆。頭をガラスで切り、首、背中にもけがを負った。あまりの出血のため、御幸橋まで逃れたところで倒れた。翌7日、宇品の暁部隊に収容され、一週間が経ったころ、各所を捜しまわっていた父親が捜しに来、再会することができた。千田町にあった自宅は焼けなかったが、天井に大穴があき、廃材を拾ってすぐ横に新しく家を建てた。廃材は、雑魚場町辺りまで探しに行き、一銭硬貨はその時拾ったもの。ただ、当時は一面焼け野原で、どこがどこだか分らない状態だった。
ブロック別
展示説明文 溶けてくっついた一銭硬貨の束
寄贈/角広 静馬氏
角広静馬さん(当時26歳)はお金を下ろしにいった広島貯金支局(爆心地から1,610m)で被爆しました。頭をガラスで切り、首や背中にもけがを負い、あまりの出血のため御幸橋まで逃れたところで倒れました。翌日、宇品の暁部隊に収容され、1週間が経ったころ、父親に見つけだされました。千田町の自宅は天井に大穴があいたため、焼け野原の廃材を集めて、新しく家を建てることになりました。この硬貨の束は、廃材を集めるときに雑魚場町あたりで拾ったものです。
展示説明文(英語) Block of melted sen coins
Donated by Shizuma Kakuhiro
Shizuma Kakuhiro (then, 26) was at Hiroshima Savings Bureau (1,610m from the hypocenter) withdrawing money when he experienced the atomic bombing. With his head cut by glass and injuries on his neck and back, he got as far as Miyuki Bridge before collapsing due to a loss of blood. He was taken in by the Akatsuki Corps in Ujina the next day and found by his father a week later. Because their house in Senda-machi had a large hole in the ceiling, they gathered scrap from the ruins and rebuilt their home. This block of coins was found in Zakoba-cho when they were looking for scrap.
資料性質 被爆資料

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