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被爆資料

識別コード 8103-0006
資料名 古銭の溶融塊
資料名(英語) Fused lump of old coins
寄贈者(カナ) 廣藤 忠男(ヒロフジ タダオ)
寄贈者(英語) Tadao Hirofuji
受入年月日 1956/04/23
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 35×15×30
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 中町
被爆地(現町名) 袋町
爆心地からの距離(m) 500
数量 1
内容 寄贈者の広藤忠男さん(当時29歳)の実家である広藤文造医院では、母親のノブさん、姉のアイさん、アイさんの娘、妹の和子さん(当時17歳)の3人と勤務していた看護婦らが被爆し、行方不明となった。また父親の文造さんは、県立広島第一高等女学校内で看護講習中に被爆。教室の焼け跡に埋まるたくさんの女性の骨の中から1つだけ男性の骨が発見され、文造さんの遺骨として忠男さんの手に帰ってきた。被爆から数年後、実家の焼け跡を整地中、当時発見することのできなかったノブさんらの遺骨とともに、これらの被爆した陶器類が出てきた。他のものはすべて灰になっていたが、これらは蔵に入れていたため、完全に溶けずに残っていた。
ブロック別 紙屋町・本通地区
展示説明文 古銭の溶融塊
爆心地から約550m 中町
廣藤忠男寄贈
どちらの資料も火災による高熱の影響を受けています。
展示説明文(英語) Fused lump of coins
550 m from the hypocenter Naka-machi
Donated by Tadao Hirofuji
All of these materials were affected by the intense heat of the fires.
資料性質 被爆資料

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