menu

トップページ被爆資料溶けて変形した硬貨

被爆資料

識別コード 8102-0092
資料名 溶けて変形した硬貨
資料名(英語) Melted and transformed coins
寄贈者(カナ) 吉村 トミコ(ヨシムラ トミコ)
寄贈者(英語) Tomiko Yoshimura
受入年月日 2009/02/26
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 40×20×10
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 舟入仲町
被爆地(現町名) 舟入中町
爆心地からの距離(m) 1300
数量 28
内容 寄贈者の夫・吉村光明(よしむら みつあき)さんが保存していたもの。神埼国民学校高等科生徒だった光明さん(当時15歳)は、舟入中町の自宅で友人とともに被爆した。友人の1人がつぶれた家の下敷きになり、火災が迫る中、必死で助けようとしたが、どうすることもできなかった。この資料は、被爆後、自宅焼け跡から持ち帰ったもの。その後は、下痢、血便、全身の倦怠感、目の疾患など、原爆症の症状に苦しめられた。光明さんは、友人を助けることができなかった辛い記憶から、被爆時のことについて、あまり語ることはなかったが、亡くなるまでこの硬貨を大切に保存していた。
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
展示説明文 寄贈者の夫・吉村光明さんが自宅焼け跡から持ち帰ったものです。神崎国民学校高等科の生徒だった光明さん(当時15歳)は、自宅で友人とともに被爆しました。友人の一人が倒壊した家の下敷きになりましたが、炎が迫り、助けることができませんでした。その後、光明さんは、下痢、血便、全身の倦怠感、目の疾患など原爆症の症状に苦しめられました。友人を助けることができなかった辛い記憶から、光明さんは被爆時のことについて、あまり語ることはありませんでしたが、亡くなるまで、この硬貨を大切に保存していました。
展示説明文(英語) The donor's husband, Mitsuaki Yoshimura, fetched these coins from his burned-out home. Mitsuaki (then, 15), was a student in the upper grades at Kanzaki Elementary School. He was exposed to the bomb at home with his friends. One of his friends was trapped under the collapsed house. He was unable to save him due to the approaching flames. Later, Mitsuaki suffered from symptoms of A-bomb disease, such as diarrhea, bloody stools, debilitating fatigue and eye disorders. Though he rarely talked about the A-bombing because of the bitter memory of failing to save his friend's life, Mitsuaki treasured these coins until the day he died.
資料性質 被爆資料

戻る

Page Top