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トップページ被爆資料体内から取り出されたガラス片

被爆資料

識別コード 7205-0014
資料名 体内から取り出されたガラス片
資料名(英語) Surgically removed glass fragment
寄贈者(カナ) 増野 幸子(マスノ サチコ)
寄贈者(英語) sachiko masuno
受入年月日 1983/08/16
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 21×11
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 皆実町二丁目
被爆地(現町名) 皆実町二丁目
爆心地からの距離(m) 2100
数量 1
内容 広島電鉄家政女学校生徒の増野幸子さん(当時15歳)は、前日深夜まで電車の運転をしており、腹痛を起こして、6日朝は皆実町の寮で臥せっていた。熟睡していたため、気がつくと背中中に爆風で壊れたガラス片が突き刺さり、足に火傷を負っていた。裸足のまま、瓦礫の町を逃げ惑った。避難場所に指定されていた女学校へ向かったが、体の痛みになんどもくじけそうになり、途中で再会した従姉妹らに励まされ、学校にたどり着いた。数日間気を失い、生死の境をさまよった。背中の傷は数えただけでも114か所以上あり、今も数片が体内に残っている。このガラス片は、1983(昭和58)年に手術によって摘出したもの。
ブロック別 皆実・宇品地区
展示説明文 広島電鉄家政女学校生徒の増野幸子さん(当時15歳)は、爆心地から約2,100mの皆実町の寮で被爆しました。背中中にガラス片が突き刺さり足には火傷を負い、体の痛みに何度もくじけそうになりながらも、ようやく避難先に指定されていた学校にたどり着きました。数日間気を失い、生死の境をさまよった幸子さんの背中の傷は114か所以上もあり、今も数片が体内に残っています。このガラス片は1983(昭和58)年に手術によって取り出されました。
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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