| 識別コード | 7205-0013 |
|---|---|
| 資料名 | 体内から摘出されたガラス片 |
| 資料名（英語） | Extracted glass fragment |
| 寄贈者（カナ） | 高山 ヨシエ（タカヤマ ヨシエ） |
| 寄贈者（英語） | Yoshie Takayama |
| 受入年月日 | 1995/07/21 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 国泰寺町 |
| 被爆地（現町名） | 国泰寺町一丁目 |
| 爆心地からの距離（m） | 1020 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 高山ヨシエさんは、広島市役所に勤務中被爆した。左顔面、肩付近から血を流しながらも火の燃え盛る市内からなんとか自宅に帰りついた。このガラス片は、被爆49年後の1994(平成6)年7月に手術を受け、首筋(耳の前）から取り出したもの。まだ、2片ほどガラス片が体内に残ったままである。ヨシエさんの家族は、一家6人のうち父親の直一さん(当時52歳)と妹のヨシミさん(当時18歳)と弟の正一さん(当時15歳)がその日のうちに死亡した。もう一人の妹のヨシノさんもなんとか助かったものの、市内中心部で被爆している。 |
| ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
| 展示説明文 | 高山ヨシエさん(当時20歳)は､広島市役所で勤務中に被爆し､左顔面､肩付近から血を流しながらも必死で逃げました｡逃げる途中､大勢の人が泣き叫び､助けを求めていました｡たどり着いた病院では､やけどを負った人､息絶えた人でいっぱいでした｡その後自宅に帰り着きましたが､一家6人のうち父親の直一さん(当時52歳)､妹のヨシミさん(当時18歳)､弟の正一さん(当時15歳)が､被爆死していました｡ ヨシエさんは､被爆から49年後の1994(平成6)年7月に手術を受け､首筋からガラス片を取り出しましたが､ヨシエさんの体には､今も二片のガラス片が残ったままです｡ |
| 展示説明文（英語） | Yoshie Takayama (then, 20) was exposed at work in Hiroshima City Hall. She fled in terror, bleeding from the left side of her face and her shoulder. While fleeing, she hurried past people crying and calling for help. Arriving at a clinic, she found it full of horribly burned patients and corpses. She was eventually able to return home, but her father Naoichi (then, 52), sister Yoshimi (then, 18), and brother Masaichi (then, 15) were all killed by the bomb (three of her six family members). Yoshie underwent surgery in July 1994, 49 years after the bombing, and this glass fragment was removed from the muscles in her neck. Two fragments remain in her body. |
| 資料性質 | 被爆資料 |