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トップページ被爆資料体内から取り出されたガラス片

被爆資料

識別コード 7205-0001
資料名 体内から取り出されたガラス片
資料名(英語) Surgically removed glass fragment
寄贈者(カナ) 小坂 千世子(コサカ チセコ)
寄贈者(英語) Chiseko Kosaka
受入年月日 1965/08/24
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 8×7×2
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 鉄砲町
被爆地(現町名) 上幟町
爆心地からの距離(m) 1000
数量 1
内容 爆心地から1,000メートル離れた鉄砲町の自宅で被爆した広島女学院高等女学校1年生の千世子さん(当時12歳)は、全身にガラス片を浴び、倒壊した家の下敷きになったが、同じく自宅で被爆した父母に助けられた。自宅近くで被爆した弟の昇治さん(当時11歳)は、全身火傷を負った身で幼い妹の紀子さん(当時3歳)を背負い逃げた。偶然父の兼吉さんに出会うことが出来たが、紀子さんはその日のうちに、昇治さんも次の日に亡くなった。千世子さんも全身の紫斑、脱毛など放射能の急性障害に苦しめられたが、なんとか命は取り留めた。このガラス片は、20年経過した1965(昭和40)年8月に手術によって摘出されたものである。
ブロック別 紙屋町・本通地区
展示説明文 小坂千世子さんは、自宅で被爆し、爆風で飛散した窓ガラスの破片が体に突き刺さりました。このガラス片は、20年後の1965(昭和40)年8月に手術によって取り出されたものです。
展示説明文(英語) Chiyoko Kosaka was exposed to the bomb in her house. Glass fragments from a window shattered by the blast penetrated deep into her body. This one was surgically removed in August 1965, twenty years later.
資料性質 被爆資料

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