識別コード | 7203-0005 |
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資料名 | 遺髪 |
資料名(英語) | Hair Left Behind |
寄贈者(カナ) | 亀井 芳子(カメイ ヨシコ) |
寄贈者(英語) | Yoshiko Kamei |
受入年月日 | 2004/09/21 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 100×100×130 |
寸法(その他) | 寸法は箱の大きさ |
被爆地(旧町名) | 雑魚場町 |
被爆地(現町名) | 国泰寺町 |
爆心地からの距離(m) | 1200 |
数量 | 1 |
内容 | 広島女子高等師範学校附属山中高等女学校2年6組だった亀井冨子さん(当時13歳)は、8月6日宮島町の自宅から学徒動員先である雑魚場町(現在の国泰寺町)の建物疎開作業現場に向かった。家族は、前日の作業で、くぎを踏んで怪我をしていた冨子さんに休むようにすすめたが、級長なので行かなくてはいけないと出かけ、爆心地から1200mの作業現場で被爆した。母久代さんと姉の芳子さんは、翌7日朝から冨子さんを捜すために入市し、山中高女の印を見つけては冨子さんの姿を求め、市内中を捜し回った。やっとのことで金輪島に行き、被災者たちが収容されていた兵舎で名前や番号を叫んで回った。全身に大火傷を負い、顔が腫れ上がっていたが、直感的に後姿で冨子さんを発見した。久代さんらは懸命の看病を続けたが、9日朝、冨子さんは亡くなった。久代さんと芳子さんは10日、丘の上で冨子さんの遺体を火葬にし、遺骨を持ち帰った。遺髪は13日に久代さんと妹の紀美子さんが金輪島の兵舎にお礼に行ったときに持ち帰ったもの。箱もそのときのもの。 |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |