識別コード | 7102-0036 |
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資料名 | 担架の代わりに使用した布 |
資料名(英語) | Tent Canvas Used for Stretchers |
寄贈者(カナ) | 篠山 益治(ササヤマ エキジ) |
寄贈者(英語) | Ekiji Sasayama |
受入年月日 | 2002/07/25 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 1360×1480 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | |
被爆地(現町名) | |
爆心地からの距離(m) | |
数量 | 1 |
内容 | 神戸から召集されていた寄贈者の篠山益治さんは、広島市郊外で被爆した。6日当日は避難してきた重傷者たちの救護にあたり、翌日から市内へ救援に向かった。負傷者をテントへ運んで手当てをし、数え切れない遺体の整理にあたった。炎天下で凄まじい死臭の漂う中での作業は、大火傷を負った遺体の皮膚が、運ぶ間にもズルズルと剥けて滑り落ちそうになるなど、大変に悲惨で困難なものであった。また息のある者も大火傷を負った患部にウジがたかり、苦しみぬいて次々と死んでいった。この布は、遺体運搬用に支給された4枚のテント用の布の内の1枚。使用された3枚は、重傷者を死者の体液で汚れがひどく、すぐに処分され、未使用のこの布を保存していた。 |
ブロック別 | |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆関連資料 |