識別コード | 5401-0029 |
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資料名 | 鉛の塊 |
資料名(英語) | Piece of Lead |
寄贈者(カナ) | 中本 善也(ナカモト ヨシナリ) |
寄贈者(英語) | NAKAMOTO Yoshinari |
受入年月日 | 2016/02/17 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 305×70×105 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 塚本町 |
被爆地(現町名) | 堺町一丁目 |
爆心地からの距離(m) | 520 |
数量 | 1 |
内容 | 中本勝人さん(当時20歳)が、1945年(昭和20年)9月頃、中本印刷所の焼け跡で収集したもの。被爆当時、応召中で九州方面にいた勝人さんは戦後復員。父・勝三さんが経営していた会社の焼け跡に向かった。あたりは焼き尽くされ、鉄筋3階建てだった会社も全壊全焼で、勝人さんの兄・泰夫さん(当時26歳)、姉・文子さん(当時25歳)をはじめ、社員約35名が被爆し、そのほとんどが亡くなった。すべてが焼き尽くされた中、勝人さんは、皆の遺骨をひろうつもりだったが、遺骨はバラバラになっていて誰が誰だか全く分からず、遺骨を拾うことはかなわなかった。 この鉛の塊は、会社で使っていた活版印刷の活字が溶けたものが、被爆前にそばに置いて花瓶として使っていた一升瓶の中に溶け込んで固まったもの。勝人さんは、この塊は、「兄や姉、社員たちの塊が固まったものだ」と亡くなるまでずっと大切にしていた。 |
ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |