識別コード | 3506-0104 |
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資料名 | 名札 |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 重山 初枝(シゲヤマ ハツエ) |
寄贈者(英語) | SHIGEYAMA Hatsue |
受入年月日 | 2024/01/10 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 63×80×1 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | |
被爆地(現町名) | 土橋付近 |
爆心地からの距離(m) | 800 |
数量 | 1 |
内容 | 県立広島第一高等女学校1年生の倉西美智枝さん(当時13歳)は、動員学徒として土橋付近で建物疎開作業中に被爆。同級生と川を渡って己斐国民学校へ避難した。酷いやけどだったため、教師が横に寝かせて「やけどに塗る油を探してくるから頑張れ」とその場を離れ、日暮れ頃に戻った時には美智枝さんはすでに亡くなっており、その日の深夜に荼毘に付された。 翌7日早朝、美智枝さんを捜しに土橋附近に向かった長姉の初枝さん(当時20歳)は、倒壊したビルの裏側で美智枝さんのブラウスを見つけた。その後、美智枝さんが己斐国民学校へ向かったと聞いた初枝さんは同校へ向かったが、美智枝さんは既に荼毘に付された後で、校庭の一角に集められていたこれらの遺品を見つけて持ち帰った。 大やけどを負って臥せっていた父・倉次さん(当時65歳)は美智枝さん死亡の報せを受けてすぐ「美智枝が一人で淋しがっているからいくよ」と言い残して亡くなった。母・チヨメさん(当時53歳)は、8月6日朝、学徒動員に行くことを嫌がった美智枝さんを無理やり行かせたことをずっと悔やみ続けた。 |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |