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トップページ被爆資料被爆ピアノの内部から出てきたガラス片

被爆資料

識別コード 5109-0001
資料名 被爆ピアノの内部から出てきたガラス片
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 河合楽器広島支社(カワイガッキヒロシマシシャ)
寄贈者(英語)
受入年月日 1961/05/01
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 15×2
寸法(その他) 12他
被爆地(旧町名) 牛田町
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m) 2100
数量 21
内容 広陵中学校3年生の金子修郎さんは、大須賀町の広島鉄道保線区機関車の防空壕造りに学徒動員中被爆、爆風で吹き飛ばされた。左半身に大火傷を負い、裸足で牛田町の自宅にたどり着いた。家は、柱だけを残して倒壊、大事にしていたこのピアノは、上ぶたが吹き飛び、壁土に埋まっていた。爆風で飛び散ったガラス片が無数に突き刺さり、直径10cmの穴が空き、左脚が折れ、窓から差し込んだ熱線の影響でニスは溶け、窓枠の影がかすかに残った。金子さんの火傷は、腫れ上がり、完治に1年半かかった。このガラス片は37年後(昭和57年)の夏、調律をした際に出てきたもの。内部に入り込んだこれらのガラス片を、4日間かかって取り除いた。
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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