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トップページ被爆資料法名が書かれた紙

被爆資料

識別コード 9299-0436
資料名 法名が書かれた紙
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 新田 英明(ニッタ ヒデアキ)
寄贈者(英語) NITTA Hideaki
受入年月日 2022/04/08
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 347×245
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 崇徳中学校2年生の新田孝洋さん(当時13歳)は、八丁堀(爆心地から800m)の建物疎開作業現場で被爆した。
父の孝作さん(当時40歳)は、帰らぬ息子を必死に捜したが見つからず、もうこれで最後だと思ったとき、なぜか孝洋さんが呼んでいるような気がした。そして向かった尾長で、黒焦げの遺体となった孝洋さんを見つけた。
これは孝洋さんの法名が書かれた紙。
新田家では、孝洋さんの母・タメ子さん(当時39歳)と、弟・正紀さん(当時11歳)も左官町の自宅(爆心地から470m)で被爆し、亡くなった。
一人残された孝作さんは、後年当時を振り返り、家族が皆死んでしまい、自分も死のうと思ったが、自分が死んでしまっては誰が故人の供養をするのかと、辛いけれど生きようと思ったのだと語った。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 戦後資料

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