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被爆資料

識別コード 9304-0024
資料名 妊産婦手帳
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 佐伯 正夫(サエキ マサオ)
寄贈者(英語) SAEKI Masao
受入年月日 2022/12/14
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 105×148
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 佐伯芳枝さん(当時25歳)が、長男・禎昭さんを妊娠中の1942年(昭和17年)に発行されたもの。
禎昭さん(当時2歳)は、母・芳枝さんと一緒に疎開していた打越町で被爆した。直後は特に不調はなかったが、9月10日頃から血便が止まらなくなった。医師にも原因は分からず、薬もなく、日に日に衰弱する禎昭さんに、父・文造さんはドクダミを煎じて飲ませ、鍼灸院でお灸も試したが効果はなかった。10月10日を過ぎた頃から昏睡状態が続き、最後は三滝の観音に助けを求めたが、看病と祈りの甲斐なく、10月16日、禎昭さんは亡くなった。翌日には8月29日に生まれたばかりの長女・節子さんも亡くなり、佐伯さん夫婦は立て続けに2人の子どもを失った。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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