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被爆資料

識別コード 4103-0005
資料名 変形した香炉
資料名(英語) Deformed incense burner
寄贈者(カナ) 谷山 四方一(タニヤマ ヨモイチ)
寄贈者(英語) Yomoichi Taniyama
受入年月日
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 90×75×55
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 大手町九丁目
被爆地(現町名) 大手町五丁目
爆心地からの距離(m) 1200
数量 1
内容 谷山四方一さん(当時62歳)は、妻愛子さん(当時50歳)、三男誠さん(当時15歳)とともに自宅で被爆した。四方一さんと愛子さんは比較的軽傷で済んだが、2階にいた誠さんは、落ちてきた屋根と2階の床とともに1階に落下し、ガラス片や落下物で大量出血、眼球にも損傷を受けた。梁の下敷きになった近所の人を助けている間にまわりから火の手が上がり始め、一家は着の身着のまま避難、広島工業専門学校のグランドで一夜を明かした。屋内にいたため、ひどい火傷はしなかったが、被爆後6~12カ月にわたって発熱、下痢などの後遺症に苦しめられた。これは、自宅1階の仏壇で被災したもの。被爆から2~3年後に焼け跡から掘り出した。
ブロック別 国泰寺・千田地区
展示説明文 谷山四方一さん(当時62歳)は、妻愛子さん(当時50歳)、三男誠さん(当時15歳)とともに自宅で被爆しました。あたりに火の手が上がり始め、一家は倒壊家屋をよけながら、必死で避難しました。たどり着いた川原には、やけどを負った人々が倒れ、川の中にはたくさんの人が流されていました。谷山さん一家は、被爆後に一年間近く発熱、下痢などの症状に苦しみました。これは、自宅の仏壇で被災したもので、被爆から2~3年後に家族が焼け跡から掘り出したものです。
展示説明文(英語) Yomoichi Taniyama (then, 62), his wife, Aiko (then, 50), and their third son, Makoto (then, 15), were exposed to the A-bomb in their home. As flames licked up around them, they fled desperately through the rubble of destroyed houses. Arriving at the river, they found terribly burned victims lying along it, and hundreds of corpses were flowing by in the current. For nearly a year after the bombing, the Taniyama family suffered from fever, diarrhea and other symptoms. This incense burner had been on the Buddhist altar in their home; it was dug from the burned ruins two or three years later.
資料性質 被爆資料

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