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被爆資料

識別コード 3504-0050
資料名 遺品の財布
資料名(英語) Wallet belonging to the deceased
寄贈者(カナ) 木曽 正之(キソ マサユキ)
寄贈者(英語) Masayuki Kiso
受入年月日 2005/07/28
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 105×90×30
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 木曽龍爾さん(当時19歳)は、1945(昭和20)年1月に軍隊に召集され、中国軍管区砲兵補充隊に入隊した。1945(昭和20)年10月、郷里の尾道にいた叔父の廉之さんは龍爾さんが被爆し亡くなったという知らせを受け、遺骨とこれらの遺品を受け取った。終戦時、龍爾さんの両親らは中国の広東に、弟の正之さんは台湾にいたため、龍爾さんの被爆の状況については分からない。正之さんは、1946(昭和21)年3月末に台湾から帰り、初めて龍爾さんが亡くなったことを知った。この財布は、龍爾さんが広東に住んでいた頃に購入したものだが、熱のせいか折山がこげ、その部分がぎゅっと驚くほど縮んでいた。
ブロック別
展示説明文 寄贈者の兄の木曽龍爾さん(当時19歳)は、1945(昭和20)年1月に召集され、陸軍に入隊しました。その年の10月、郷里の尾道にいた叔父の廉之さんは龍爾さんが被爆死したという知らせを受け、遺骨とこれらの遺品を受け取りました。財布は熱のためか折山がこげ、その部分がぎゅっと驚くほど縮んでいました。終戦時台湾にいた正之さんは、1946(昭和21)年3月末に復員し、はじめて兄の死を知りました。
展示説明文(英語) The donor's older brother Ryuji Kiso (then, 19) was drafted into the army in January 1945. In October of that year his uncle Yasuyuki residing in the family home in Onomichi received notice that Ryuji had died in the bombing. He also received his ashes and personal effects. The heat had burnt the wallet where it bent and shrunk it to a surprising extent. Masayuki, who had been in Taiwan at the war's end, learned of his brother's death when he was discharged at the end of March 1946.
資料性質 被爆資料

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