menu

トップページ被爆資料財布

被爆資料

識別コード 3504-0030
資料名 財布
資料名(英語) Wallet
寄贈者(カナ) 中村 俊之(ナカムラ トシユキ)
寄贈者(英語) Tosiyuki Nakamura
受入年月日 1997/02/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 100×65×15
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 東白島町
被爆地(現町名) 東白島町
爆心地からの距離(m) 1400
数量 1
内容 修道第二中学校2年生の中村俊之さん(当時14歳)は、牛田町の勤務先へ通勤途中、白島線市内電車内で被爆した。閃光と轟音、爆風、砂埃で電車内は一瞬にして暗闇となった。しばらくすると各所に火の手が上がり、街は火の海となっていた。中村さんは、窓ガラスの破片で頭や首を負傷していた。地獄と化した市内から必死で脱出し、その日の夜遅く佐伯郡の実家までたどり着いた。その後発熱、頭髪も抜け、約3カ月間病床に伏した。中学校入学時に母親が買ってくれたこの財布は、その時鞄に入れていたもの。非常に物資が不足していたため、紙で出来ている。
ブロック別 基町・白島地区
展示説明文 中村俊之さんは修道中学校(現在の修道高等学校)の2年生(当時14歳)で、市内電車の中で被爆した。爆風により壊れた窓ガラスの破片で負傷したが一命は取りとめた。この財布は、その時に身につけていたものである。
展示説明文(英語) Toshiyuki Nakamura, then an eighth grade student (14) at Shudo Junior High School (presently Shudo High School), was in a streetcar when the A-bomb exploded. Though severely injured by glass shards when the blast shattered the windows, he managed to survive. This wallet was in his possession at the time.
資料性質 被爆資料

戻る

Page Top