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被爆資料

識別コード 3503-0011
資料名 眼鏡
資料名(英語) Glasses
寄贈者(カナ) 上杉 綾子(ウエスギ アヤコ)
寄贈者(英語) UESUGI Ayako
受入年月日 1964/07/28
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 120×45×15他
被爆地(旧町名) 舟入川口町
被爆地(現町名) 舟入川口町
爆心地からの距離(m) 1900
数量 1
内容 上杉一二さん(当時52歳)は、勤務先の県病院に自転車で向かおうと舟入川口町の自宅を出た直後、自宅から100mほど離れた路上で被爆した。すぐに「やられた」といって自宅に帰り、妻の綾子さん(当時45歳)と共にしばらく自宅近くの畑の中に避難していたところ、全身が火傷で腫れあがってきた。斜め前方から熱線を浴びたのか、顔・手・胸から肩にかけて大火傷を負っていた。7日には、山口の医専に入学したばかりの息子が帰って来て、習いたての救急法で父親の看病をし、その甲斐あって、一二さんは回復した。眼鏡の上部は戦闘帽のひさしに遮られていたが、下部の特に黒い部分は熱線を受けて焼損が著しい。
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
展示説明文 メガネ
寄贈/上杉綾子氏
爆心地から約1,900m 舟入川口町
上杉一二さん(当時52歳)は、自宅から100mの路上で被爆しました。急いで自宅に戻り、倒壊した家の下敷きになった妻の綾子さん(当時45歳)を助け出しました。綾子さんの顔にはガラス片が突き刺さり、また一二さんは熱線を浴びて顔・手・胸から肩にかけて大火傷を負っていました。7日に、山口県の医学専門学校に入学したばかりの息子が戻り、習いたての救急法で看病をし、一二さんは奇跡的に命をとり止めました。メガネの上部は帽子のひさしに遮られていましたが、下部の特に黒い部分は、熱線を受けた痕が残っています。
展示説明文(英語) Glasses
Donation / Ayako Uesugi
Approx. 1,900m from the hypocenter Funairi-kawaguchi-cho
Kazuji Uesugi (then 52) was exposed while walking on the road about 100m from his home. He hurried back to his house where he found his wife Ayako (then 45) trapped under the collapsed building. He helped her escape. Glass fragments were piercing Ayako’s face, and Kazuji, who was struck by the heat rays, was seriously burned on his face, hands, and chest over onto his shoulder. On the 7th, his son, who had just entered medical school in Yamaguchi Prefecture, returned and tended to them using the skills he had just learned about emergency first aid. Kazuji was miraculously spared.
資料性質 被爆資料

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