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被爆資料

識別コード 3503-0006
資料名 溶け固まった眼鏡のレンズ
資料名(英語) Melted glasses lens
寄贈者(カナ) 山本 菊馬(ヤマモト キクマ)
寄贈者(英語) Kikuma Yamamoto
受入年月日 1962/06/02
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 60×45×60、40×10×40
被爆地(旧町名) 国泰寺町
被爆地(現町名) 国泰寺町1丁目
爆心地からの距離(m) 1000
数量 2
内容 千田町一丁目で時計・眼鏡店を営んでいた山本菊馬さん(当時43歳)は自宅兼店舗が建物疎開され、国泰寺町に仮住まいとなり、御幸橋の交番に臨時勤務していた。8月6日、出勤途中に広島赤十字病院付近で被爆、首から背中一面に大火傷を負った。なんとか家に引き返すと、妻の嘉子さん(当時40歳)が大きな梁の下敷きとなっていた。あたりには大火災が発生し、結局嘉子さんを助ける事はできなかった。その後菊馬さんも生死の境をさまよったが、実姉の懸命の看病により、一命をとりとめた。これは、3ヵ月後、自宅焼け跡で見つけたもの。
ブロック別 国泰寺・千田地区
展示説明文 寄贈者の山本菊馬さん(当時43歳)は、出勤途中に被爆。首から背中一面に大やけどを負いました。どうにか自宅に引き返すと、妻の嘉子さん(当時40歳)は倒壊した家屋の下敷きになっていました。あたりには大火災が発生し、菊馬さんは嘉子さんを助けることができませんでした。これは3ヵ月後に、自宅の焼け跡から見つけたもので、高熱で眼鏡のレンズが溶けて固まっています。
展示説明文(英語) Donator Kikuma Yamamoto (then, 43) was exposed on the way to work and burned all over his neck and back. Managing to get home, he found his wife, Yoshiko (then, 40), trapped under the collapsed house. Kikuma was unable to extricate Yoshiko before flames enveloped the area. Three months later, he found this glasses lens in the burnt rubble of his home. The hot fires had melted the lens into this shape.
資料性質 被爆資料

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