識別コード | 3501-0007 |
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資料名 | 腕時計 |
資料名(英語) | Wristwatch |
寄贈者(カナ) | 中村 久夫(ナカムラ ヒサオ) |
寄贈者(英語) | Hisao Nakamura |
受入年月日 | 1985/06/21 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | |
寸法(その他) | 25φ×5 |
被爆地(旧町名) | 天神町 |
被爆地(現町名) | 中島町 |
爆心地からの距離(m) | 250 |
数量 | 1 |
内容 | 寄贈者中村久夫さん(当時23歳)は、当時比治山の船舶砲兵団司令部に勤務しており、被爆直後に自宅のある中島方面に向かったが、火災が激しく近寄ることさえできなかった。翌日なんとか天神町の自宅焼け跡に入り、火葬されたかのように焼けた父親の泰(ゆたか)さん(当時62歳)と母親のチヨさん(当時61歳)、次兄の久人さん(当時35歳)の遺骨を発見した。遺骨のそばにはそれぞれが身につけていた遺品があり、それらによって遺骨を見分けることができた。これはそのときに見つけた、父親の泰さんの遺品である。中村家ではもう一人長男の久さん(当時37歳)も土橋附近で建物疎開作業中に被爆し、8月7日に死亡している。 |
ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
展示説明文 | 父親の中村泰さん(当時62歳)の遺品です。久夫さん(当時23歳)は、被爆直後に勤務先から自宅へ向いましたが、火災が激しく近づくことさえできませんでした。翌日ようやく自宅の焼け跡に入ると、泰さんと母親のチヨさん(当時61歳)、次兄の久人さん(当時35歳)は、まるで火葬したかのような遺骨になっていました。遺骨の側にはそれぞれが身につけていた遺品があり、それらによってようやく一人ひとりの遺骨を見分けることができたのです。久夫さんは遺骨とともにこれらを持ち帰り、大切に保管していました。 |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |