| 識別コード | 3501-0003 |
|---|---|
| 資料名 | 8時15分で止まった時計 |
| 資料名（英語） | Watch stopped at 8:15 |
| 寄贈者（カナ） | 川越 明人（カワゴエ アキト） |
| 寄贈者（英語） | Akito Kawagoe |
| 受入年月日 | 1976/08/05 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 70×20×28 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 二葉の里 |
| 被爆地（現町名） | 二葉の里 |
| 爆心地からの距離（m） | 1700 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 川越明人さん（当時32歳）は、第二総軍司令部兵舎で被爆した。地震のように兵舎が揺れ、天井が落ちてきた。梁で全身をはさまれていたが、なんとか屋根を破って、自力で這い出した。たくさんいたはずの同僚達は、屋根の下敷きになったのか、ほとんど姿が見えなかった。川越さんは、頚動脈を切っていたほか、全身15、6ヵ所から血が噴き出していた。シャツで出血をおさえながら、なんとか二葉山に逃げ、兵舎が焼け落ちるのを見た。ふと腕時計をみると、ガラスは割れ、秒針もなくなっていたが、ちょうど原爆が投下された8時15分を指していた。 |
| ブロック別 | 牛田・広島駅周辺地区 |
| 展示説明文 | 腕時計 寄贈/川越明人（かわごえ・あきと） 爆心地から1,700m 頸動脈を切り、全身から吹き出す血を抑えて、なんとか逃げた。 ふと時計をみると、ちょうど8時15分を指していた。 |
| 展示説明文（英語） | Wristwatch Donated by Akito Kawagoe 1,700 m from the hypocenter The donor was cut on his carotid artery, and by suppressing the blood spurting out from all over his body, he somehow managed to escape. As he looked at the watch, he found it is pointing exactly to 8:15. |
| 資料性質 | 被爆資料 |