| 識別コード | 3404-0002 |
|---|---|
| 資料名 | 風呂敷 |
| 資料名（英語） | Furoshiki (wrapping cloth) |
| 寄贈者（カナ） | 川本 定一（カワモト サダイチ） |
| 寄贈者（英語） | Sadaichi Kawamoto |
| 受入年月日 | 1973/10/20 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 320×220 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 中島新町 |
| 被爆地（現町名） | 中島町 |
| 爆心地からの距離（m） | 700 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 県立広島工業学校1年生の川本章雄さん(当時13歳)は､学徒動員先である中島新町の建物疎開作業現場で被爆した｡大阪にいた母親のスズエさんは､知らせを聞き､通常の3倍以上の値段のヤミの国鉄切符を必死で手に入れ､8月8日に広島に到着した｡焼け野原を一週間以上捜しまわったが､章雄さんを見つけることはできなかった｡爆心地から700mという至近距離で被爆した同校1年生は､引率職員とともに全員死亡､現場付近の川の中や堤防上には､識別不可能なほど焼け爛れた無数の生徒たちの死体が横たわっていた｡これは､遺体すら見つからなかった章雄さんのために､せめて遺品でもと被爆から8～9日後に伯父夫婦が発見したもの｡ |
| ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
| 展示説明文 | 県立広島工業学校1年生の川本章雄さん(当時13歳)は、学徒動員先の中島新町の建物疎開作業現場で被爆しました。爆心地から700メートルの至近距離で被爆したため、生徒・職員全員が死亡、付近の川や堤防には、識別不可能なほど焼けただれた無数の死体が横たわっていました。これは、遺体すら見つからなかった章雄さんのため、せめて遺品でもと被爆から8～9日後に伯父夫婦が発見したものです。 |
| 展示説明文（英語） | Akio Kawamoto (then,13), a first-year student at Hiroshima Prefectural Industrial School, was exposed while working on building demolition as a mobilized student at Nakajima-shin-machi. Because his group was so close to the hypocenter (700 meters away), all the students and teachers perished. Countless indistinguishable corpses floated in the river and were strewn on the riverbank nearby. Akio's uncle and aunt never found his body, but picked up furoshiki eight or nine days later for a keepsake. |
| 資料性質 | 被爆資料 |