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被爆資料

識別コード 3403-0006
資料名 リュックサック
資料名(英語) Backpack
寄贈者(カナ) 新井 俊一郎(アライ シュンイチロウ)
寄贈者(英語) ARAI Shunichiro
受入年月日 2006/05/30
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 420×420×90
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 出汐町
被爆地(現町名) 出汐
爆心地からの距離(m) 2600
数量 1
内容 広島高等師範学校附属中学校1年生の新井俊一郎さん(当時13歳)は、動員学徒として賀茂郡原村へ農村動員されていた。8月6日朝、千田町にあった学校へ連絡事項を伝えるため、俊一郎さんは級友らとともに八本松駅で広島へ向かう汽車を待っていたときに原爆が投下された。汽車で瀬野川駅まで行ったが、そこから汽車は動かず、徒歩で広島市内へ向かった。6日夕方、出汐町の自宅へ帰りつくと、爆風で屋根は落ち、ドアや窓ガラスもばらばらに吹き飛ばされていた。自宅で被爆した父親の嘉之作さんは背中にガラス片を浴びて血だらけになり、同じく自宅で被爆した母親のつるさんは爆風で吹き飛ばされ、顔に大けがを負っていたが、家族はなんとか無事に再会を果たすことができた。このリュックサックは自宅にあったもの。
ブロック別 比治山・仁保地区
展示説明文 被爆時に寄贈者の自宅にあったもの。寄贈者の新井俊一郎さんは市外へ動員されていたため無事でした。自宅は、爆風で屋根が落ち、ドアや窓ガラスも吹き飛ばされました。自宅にいた父親の嘉之作さんは背中にガラス片を浴びて血だらけになり、母親のつるさんは爆風で吹き飛ばされ、顔に大けがを負いました。
展示説明文(英語) This backpack was at the donor's house at the time of the bombing. Donor Shunichiro Arai was unhurt because he was mobilized to a workplace out of the city. The roof of his house collapsed under the blast, and the doors and windows were blown away. His father Kanosaku and his mother Tsuru were both at home. Kanosaku was covered in blood oozing from where glass shards pierced his back. Tsuru was blown through the air by the blast and sustained severe injuries to her face.
資料性質 被爆資料

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