識別コード | 3401-0030 |
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資料名 | 布製かばん |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 坪田 幸雄(ツボタ サチオ) |
寄贈者(英語) | TSUBOTA Sachio |
受入年月日 | 2006/11/13 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 300×550 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 楠木町 |
被爆地(現町名) | 三篠本町 |
爆心地からの距離(m) | 2300 |
数量 | 1 |
内容 | 修道中学校3年生だった坪田幸雄さん(当時15歳)は、学徒動員先である合同製鋼所で被爆した。同級生3人と防空壕堀りの作業を命じられた坪田さんは、飛行機の爆音を聞いて穴から飛び出し、盛り上げた土の上で空を見上げた。ピカッと光ったと同時に黄色い火の玉が大きく広がり、20メートル近く爆風で吹き飛ばされ気を失った。背中から腕にかけての皮ふは、焼けただれていた。一緒に被爆した同級生とともに郊外まで逃げ、互いに励ましあっていたが、同級生は亡くなった。坪田さんは、頭髪が抜け、生死の境をさまよったが、両親の必死の看病をうけ、数カ月後に復学することができた。このかばんは当日弁当を入れて持参していたもので倒壊した工場が燃える前に同級生らが持ち出し、後に、入院していた坪田さんに届けてくれた。 |
ブロック別 | 三篠・祇園地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |