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トップページ被爆資料大切にしていた布製の靴

被爆資料

識別コード 3301-0016
資料名 大切にしていた布製の靴
資料名(英語) Treasured cloth shoe
寄贈者(カナ) 佐々木 綾子(ササキ アヤコ)
寄贈者(英語) SASAKI Ayako
受入年月日 1985/09/06
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 235×90
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 雑魚場町
被爆地(現町名) 国泰寺町
爆心地からの距離(m) 900
数量 1
内容 県立広島第一中学校1年生の佐々木一彦さん(当時12歳)は、建物疎開作業の待機中に校舎内で被爆した。自宅で被爆した母親の綾子さん(当時37歳)は、外にいたため無事だったので、ひとりで一彦さんを懸命に捜し歩いた。8日朝にようやく中学校のプールのそばで、顔に大火傷を負って息絶えていた我が子を発見した。綾子さんは、あたりに散らばった木片を集め、たった一人で息子を火葬した。数日後、妹の扶美子さん(当時10歳)を、火葬した場所に連れていった時に、扶美子さんが偶然この靴を瓦礫の中から、「佐々木」の名前で確認して見つけた。底に穴が空いた靴を、一彦さんは自分で厚紙を入れて、履きつづけていた。
ブロック別 国泰寺・千田地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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