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トップページ被爆資料命を守った鉄かぶと

被爆資料

識別コード 3204-0013
資料名 命を守った鉄かぶと
資料名(英語) The steel helmet that saved his life
寄贈者(カナ) 福丸 亮(フクマル リョウ)
寄贈者(英語) Ryo Fukumaru
受入年月日 1968/10/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 280×140×255
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 打越町
被爆地(現町名) 打越町
爆心地からの距離(m) 2000
数量 1
内容 己斐国民学校教員の福丸亮さん(当時27歳)は、動員学徒50人を引率して広島鋳工所に到着したときに被爆。大火傷を負いながらも、工場の下敷きになった生徒全員を救出した。生徒達に三滝に逃げるよう指示した福丸さんは、亡くなった一人の生徒を背負い、己斐にあるその生徒の自宅まで連れて行き、その後己斐国民学校に戻ったところで倒れた。宿直室で寝かされているのを2日後に弟に発見され、妻の敦枝さんと幼い子供がいた疎開先に担架で運ばれたが、ひどい火傷のため、敦枝さんも声を聞くまで夫とは分からなかったという。半年以上の闘病生活の後、翌年2月、福丸さんは火傷の跡の残る体で復職した。
資料館図録「ヒロシマを世界に」掲載資料P52
ブロック別 三篠・祇園地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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