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トップページ被爆資料制帽(広島赤十字病院看護婦)

被爆資料

識別コード 3201-0017
資料名 制帽(広島赤十字病院看護婦)
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 上野 照子(ウエノ テルコ)
寄贈者(英語) UENO Teruko
受入年月日 1999/09/30
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 200×70×140
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 千田町一丁目
被爆地(現町名) 千田町一丁目
爆心地からの距離(m) 1350
数量 1
内容 上野照子さん(当時15才)は、当時広島赤十字病院附属看護学校の学生で、看護学校の寄宿舎「常磐寮」で被爆した。とっさにかがみこんだ上に建物の二階部分が崩れてきたが、机が支えになって潰されなかった。ほとんど無キズで自力ではい上がり、友人の救出にあたった。病院の本館に行くと負傷者の救護でごった返しており、薬品もつきた中、リバノールを薄めたものを患部に塗る位の救護しかできなかった。そのまま10月まで昼夜を問わず働いた。これは寮の自室にあったもので、寮は倒壊し、その後焼失したが、制帽は瓦礫の中で埋もれていたので、焼け残ったと思われる。被爆後、物がなかったので、焼け跡を掘り返す中で見つけた。
ブロック別 国泰寺・千田地区
展示説明文 看護婦の制帽
広島赤十字病院附属看護学校の学生だった上野照子さん(当時15歳)は、看護学校の寄宿舎で被爆しました。建物の2階部分が崩れてきましたが、机が支えになって助かりました。多数の負傷者で混乱した病院では、薬品が尽き、リバノールを薄めたものを塗る位の救護しかできませんでした。制帽は後に、全壊全焼した寮の焼け跡で見つけたものです。
展示説明文(英語) Teruko Ueno (then 15) was a student at the nursing school attached to the Hiroshima Red Cross Hospital. She was in the school dorm when the bomb exploded. The second floor collapsed and fell in on her, but she was saved by a desk. The hospital was in turmoil. With injured pouring in, medicines were soon exhausted, and first aid became a matter of painting on some dilute Rivanol. This cap was found later in the collapsed and burned ruins of the dormitory.
資料性質 被爆資料

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