識別コード |
3110-0003 |
資料名 |
血染めのハンカチ |
資料名(英語) |
Blood-stained handkerchief |
寄贈者(カナ) |
大木 セツコ(オオキ セツコ) |
寄贈者(英語) |
Setsuko Oki |
受入年月日 |
1997/05/26 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) |
360×360 |
寸法(その他) |
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被爆地(旧町名) |
松原町 |
被爆地(現町名) |
松原町 |
爆心地からの距離(m) |
1900 |
数量 |
1 |
内容 |
大木セツコさん(当時35歳)は、実家に帰ろうと広島駅に手荷物を預けた直後に被爆した。真っ暗闇の中、無我夢中で駅から這い出し、駅前にあった兄嫁の店に駆けつけると、家は潰れ、瓦礫の下で兄嫁は6歳の娘を抱えて死亡していた。抱きかかえられたためか、無事だったこの子を助け出し駅に戻ったセツコさんは、同行していた堀本スマ子さんと再会したが、スマ子さんは瀕死の重傷を負っており、まもなく亡くなった。翌7日、セツコさんら2人は向洋から汽車に乗り、ようやく郷里の福山に帰ることができた。このハンカチに残る血痕は、スマ子さんのものである。 |
ブロック別 |
牛田・広島駅周辺地区 |
展示説明文 |
大木セツコさんは実家へ帰る途中、広島駅で被爆しました。セツコさんは幸い軽傷でしたが、同行していた知人は亡くなりました。このハンカチの血痕は、亡くなる直前の知人が吐血したものです。 |
展示説明文(英語) |
Setsuko Oki was exposed to the bomb at Hiroshima Station on her way to her parents house. Setsuko suffered only light injuries, but a friend who was with her was killed. The blood staining this handkerchief was vomited by her friend just before she died. |
資料性質 |
被爆資料 |