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被爆資料

識別コード 3108-0053
資料名 革ベルト
資料名(英語) Leather belt
寄贈者(カナ) 玉岡 勀(タマオカ ツヨシ)
寄贈者(英語) Tsuyoshi Tamaoka
受入年月日 2005/08/10
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 45×100
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 寄贈者の玉岡勀さんは、30年くらい前に広島市の住宅でこの軍用帯革を見つけた。戦中は軍隊に所属していた玉岡さんは、これが軍のものであるとすぐ気づき、背中の部分が焦げていたので、おそらく原爆にあったものであろうと思い捨てるにしのびなく持ち帰った。この軍用帯革は背中の外側の部分が広範囲に浅く均一に焦げており、体の前および内側の部分は焦げていない。火災で焼けてこのようになることは考えにくく、持ち主はこの軍用帯革を身につけていて後ろから熱線をあびたのではないかと考えられる。放射線測定の結果、Cs-137が検出された。Cs-137は原爆や核実験により生成される放射性降下物(黒い雨に含まれている)であるが、核実験による汚染とは考えにくく原爆によるものと考えられる。以上のことから、軍用帯革の焦げは熱線によるもので、また黒い雨により汚染されていると推定される。
ブロック別
展示説明文 玉岡勀さんは戦後30年くらいたって、この革ベルトを見つけました。戦時中は軍人だった玉岡さんは、これが軍のものであるとすぐ気づきました。そのベルトは一部が焦げていたので原爆にあったものだろうと思い、捨てるに忍びなく持ち帰りました。持ち主は、このベルトを身につけていて後から熱線を浴びたものと思われます。
展示説明文(英語) About 30 years after the war ended, Tsuyoshi Tamaoka found this leather belt. A soldier during the war, he immediately recognized it as an army belt. Because a part is burned, he thought it had been exposed to the atomic bombing and felt he had to keep it. He believes that the owner of the belt was wearing the belt when he was exposed from the back.
資料性質 被爆資料

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