識別コード | 3107-0044 |
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資料名 | ゲートル |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 八谷 美枝(ヤタガイ ヨシエ) |
寄贈者(英語) | Yoshie Yatagai |
受入年月日 | 2009/01/28 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 1760×100 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 雑魚場町 |
被爆地(現町名) | 国泰寺町一丁目 |
爆心地からの距離(m) | 900 |
数量 | 1 |
内容 | 県立広島第一中学校1年生だった八谷丑雄さん(当時12歳)は、建物疎開作業の待機中に校舎内で被爆。気付いた時には、爆風に飛ばされ倒壊した校舎の下敷になっていた。必死にもがいて外に脱出し、二人の友人と共にやけどを負った先生を抱えて逃げた。途中、友人らと別れ、昼頃一人御幸橋へ着いた。全身にガラス片を浴びて大けがをしていた丑雄さんは必死に橋を渡り、2、3時頃ようやく宇品町の共済病院にたどり着き、そのまま気を失った。翌朝、治療の順番を待ったがなかなか順番は来ず、やむなく自分で赤チンをかぶったが、再び気を失った。昼に目を覚まし、フラフラしながらようやく水主町の自宅に帰りつき、家族が己斐の父親の知人宅にいることを知った丑雄さんは、夕方ようやくそこへたどり着いた。その後、父親の郷里の庄原へ帰ったが、高熱を発し大変苦しみ母親の懸命な看護で奇跡的に回復した。このゲートルは、当日傷の止血をするために級友から借りたもの。無傷だった級友は8月中に血を吐いて亡くなった。 |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |