| 識別コード | 3105-0011 |
|---|---|
| 資料名 | 布 |
| 資料名（英語） | Piece of Cloth |
| 寄贈者（カナ） | 南野 昭美（ナンノ テルミ） |
| 寄贈者（英語） | Terumi Nanno |
| 受入年月日 | 2001/08/01 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 550×360 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 舟入南町五丁目 |
| 被爆地（現町名） | 舟入南四丁目 |
| 爆心地からの距離（m） | 2600 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 安田女子高等女学校4年生の高木昭美さん(当時18歳)は､父親の幸作さんと共に自宅で被爆､自宅は外壁を残して吹き飛んだ｡母親の直江さん(当時41歳)は､雑魚場町の建物疎開作業現場で被爆し､翌日両手足とも肉と皮膚が完全に剥がれるほどの大火傷を負って倒れているところを幸作さんらに発見されて自宅戻ったが､息を引き取る寸前まで昭美さんの心配をしながら亡くなった｡この布は自宅に置いていたもので､熱線や爆風を受け､破れている｡ |
| ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
| 展示説明文 | 安田高等女学校4年生の高木昭美さん(当時18歳)は、父親の幸作さんと共に自宅で被爆しました。幸い大きな怪我は負いませんでしたが、自宅は外壁を残して吹き飛びました。母親の直江さん(当時41歳)は、雑魚場町(現在の国泰寺町)の建物疎開作業現場で被爆して大火傷を負い、翌日、県立広島第一中学校のグランドに倒れているところを発見されました。直江さんは自宅に運ばれましたが、息を引き取る寸前まで昭美さんのことを心配し続けました。この布は、昭美さんが夏休みの宿題の着物を縫おうとしてミシンにかけていたもので、熱線で焼けぬけ、また飛び散ったガラス片を浴びた部分が裂けています。 |
| 展示説明文（英語） | Terumi Takagi(18),a fourth-year student at Yasuda Girls Highschool, was exposed at home with her father,Kosaku.They escaped serious injury,but their entire house was blown off except the outer walls.Mother Naoe(41) was severely burned by the bomb as she worked on building demolition in Zakoba-cho(now,Kokutaiji-machi).They found her the next day lyung on the grounds of First Hiroshima prefectural Junior High school.They carried Naoe home,where and she worried steadfastly about Terumi until she herself died.Terumi had been using this cloth the family sewing machine to make a Kimono,Part of her homework for summer vacation.It was burned by the heat ray and torn by glass fragments. |
| 資料性質 | 被爆資料 |