| 識別コード | 3104-0033 |
|---|---|
| 資料名 | シュミーズの一部 |
| 資料名（英語） | |
| 寄贈者（カナ） | 横山 滋（ヨコヤマ シゲル） |
| 寄贈者（英語） | YOKOYAMA Shigeru |
| 受入年月日 | 2012/11/30 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | |
| 寸法（その他） | 290×850、300×690 |
| 被爆地（旧町名） | |
| 被爆地（現町名） | |
| 爆心地からの距離（m） | |
| 数量 | 2 |
| 内容 | 横山満枝さん(当時32歳)は、爆心地から約880mの三川町の自宅屋内で被爆。自宅は倒壊し、満枝さんはやけどやけがを負った。横山家では牛田町早稲田区に家を借りており、万一の時にはそこへ避難することに決めていた。その家では、体調を崩していた弟の滋さん(当時21歳)が母のユキさん(当時52歳)と共に数日前から療養をしており、満枝さんは必死にそこへたどり着いた。同じく自宅で被爆した父の寧道さん(当時59歳)、弟の高明さん(当時25歳)もその家にたどり着き懸命な看病を受けたが、大やけどを負っていた寧道さんが8月9日に亡くなり、残った家族は家財の一部を疎開していた高田郡郷野村へ向かった。ここまで来れば空襲の心配もないだろうと安心したのもつかの間で、8月22日に高明さんが亡くなり、満枝さんもその翌日から体調がひどく悪化し、喉が腫れ、苦しみぬいて8月29日に亡くなった。これは満枝さんのもので、母のユキさんが形見としてずっと大切にしていた。 |
| ブロック別 | 紙屋町・本通地区 |
| 展示説明文 | 横山満枝さん(当時32歳)は､自宅屋内で被爆｡けがややけどを負いましたが､必死に牛田町の家に逃れました｡8月9日に父親の寧道さんが亡くなり､残された家族は家財の一部を疎開していた高田郡郷野村へ向かいました｡初めて見る､降るような星空に､ここまで来れば空襲の心配もないだろうと安心したのもつかの間で､8月22日に弟の高明さん(たかあき)が亡くなり､その翌日から満枝さんの体調もひどく悪化しました｡高熱の上､喉が腫れあがり､水も飲めなくなりました｡｢どうにかしてよ！｣と助けを求められても､弟の滋さんにもなすすべはなく､ずいぶん辛い思いをしました｡満枝さんは､苦しみ抜いて8月29日に亡くなりました｡ |
| 展示説明文（英語） | Mitsue Yokoyama (then, 32) experienced the bombing while inside her home. Although she was burned and injured, she desperately made her way to the house in Ushita-machi. On August 9, her father, Yasumichi, died and his remaining family members gathered some of their household belongings and set out for Gono Village, Takata County. Looking up at the night sky full of stars for the first time, she felt relief that they would be free of air raids in the countryside, but her younger brother, Takaaki died before long on August 22. On the next morning, Mitsue also began to experience a drastic change in her condition. Besides having a high fever, her throat was swollen, and eventually she was unable to even drink water. Although she begged her younger brother, Shigeru, for help, he was unable to do anything for her, which was an extremely painful experience for him. Her misery ended with her death on August 29. |
| 資料性質 | 被爆関連資料 |