識別コード | 3102-0110 |
---|---|
資料名 | ズボン |
資料名(英語) | Trousers |
寄贈者(カナ) | 玄道 良浩(ゲンドウ ヨシヒロ) |
寄贈者(英語) | Yoshihiro GENDO |
受入年月日 | 2010/08/02 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 510×830 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 中島新町 |
被爆地(現町名) | 中島町 |
爆心地からの距離(m) | 600 |
数量 | 1 |
内容 | 県立広島第二中学校1年6学級の玄道良昭(ゲンドウヨシアキ)さん(当時12歳)は、学徒動員先である建物疎開作業現場で、作業前の点呼中に被爆した。全身に大やけどを負い、級友たちと本川に飛び込んだ。やけどで目が見えない中、必死に流木につかまり、火事を避けた。7日の朝、息子を捜しに来た見知らぬ男性が、名札に書かれた住所を見て、帰る途中だからと自転車の後ろに乗せて連れ帰ってくれた。全身ズルむけの大やけどで、服を脱がす時も、皮ふにはりついている部分を切り取らなければならなかった。良昭さんは苦しみながらも、被爆の状況や、似島に運ばれそうになったが、家に帰りたい一心で必死に断ったことなどを語った。母・マスミさん(当時32歳)が桃の缶詰の汁を飲ませると「とてもおいしかった」と言ったが、7日午前11時頃、苦しみ抜いて息を引き取った。この服は、良昭さんが被爆したときに着ていたもの。やけどで皮ふに貼りついた部分をハサミで切り取った。 |
ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |