| 識別コード | 3101-0221 |
|---|---|
| 資料名 | 上着 |
| 資料名（英語） | Jacket |
| 寄贈者（カナ） | 重藤 紀和（シゲトウ ノリカズ） |
| 寄贈者（英語） | SHIGETO Norikazu |
| 受入年月日 | 2019/10/18 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 1100×670 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 松原町 |
| 被爆地（現町名） | 松原町 |
| 爆心地からの距離（m） | 1900 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 広島赤十字病院・副院長であった重藤文夫医師が、被爆当日に着用していたもの。 重藤文夫医師(当時42歳)は、西条から広島駅に到着。広島赤十字病院に行くため、市電を待っているときに被爆した。閃光を受け、とっさに地面に伏せた。伏せている背中に、瓦などが落ちてきて負傷したが、たまたま建物の影に伏せていたために、奇跡的に助かった。共に市電を待っていた人々の多くが死んだり、服が焼け落ち裸同然の姿になっていた。救護活動を開始するため、病院に駆けつけようとしたが、市内は火の海となっていた。 |
| ブロック別 | 牛田・広島駅周辺地区 |
| 展示説明文 | 被爆時に着ていた上着 寄贈／重藤紀和 広島赤十字病院･副院長であった重藤文夫医師が、被爆当日に着用していたものです。 重藤医師（当時42歳）は､出勤のため､広島駅で市電を待っているときに被爆しました｡とっさに地面に伏せ､背中に瓦などが落ちてきて負傷しましたが､たまたま建物の影にいたために、奇跡的に助かりました｡ともに市電を待っていた人々の多くが即死､生き残った人も､服が焼け落ち裸同然の姿になっていました｡ 重藤医師は､のちに広島原爆病院院長となり､白血病の発現率の高さを突き止めるなど､被爆者の側に立ち､生涯､原爆医療に献身しました｡ |
| 展示説明文（英語） | Jacket worn at the time of the bombing Donated by Norikazu Shigeto Dr. Fumio Shigeto (then 42), deputy director of Hiroshima Red Cross Hospital, was wearing this jacket at the time of the bombing. Dr. Shigeto was exposed to the bombing at Hiroshima Station, waiting for the streetcar to go to work. He immediately fell to the ground. He was injured by roof tiles and other objects falling on his back, but was miraculously saved; he happened to be at a shadowed area of a building nearby. Many of the other people who were waiting for the streetcar died instantly. Some others who barely survived had all of their clothes burned off. Later, Dr. Shigeto became the director of the Atomic-bomb Survivors Hospital, and devoted himself to the medical treatment of atomic bomb survivors for the rest of his life, such as discovering the high incidence of leukemia. |
| 資料性質 | 被爆資料 |