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被爆資料

識別コード 3101-0078
資料名 黒い雨にぬれたシャツ
資料名(英語) Shirt stained by black rain
寄贈者(カナ) 若本 徳三(ワカモト トクソウ)
寄贈者(英語) Tokuso Wakamoto
受入年月日
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 490×650
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 福島町
被爆地(現町名) 福島町
爆心地からの距離(m) 1800
数量 1
内容 若本徳三さんは大竹町義勇隊員として建物疎開作業に向かう途中、福島町の路上で被爆し、顔や手に火傷を負った。そのまま気を失って、気がついたときには、まわりに隊員たちはほとんどいなくなっていた。徳三さんを捜しに来た妻の文枝さんと義姉と共に、高須付近に逃げたところ、黒い雨にあった。高須の病院で治療を受けたが、病院は徳三さんたちと同様に、大火傷を負った人であふれていた。痛みをこらえ、やっとの思いで廿日市から汽車に乗り大竹まで帰ったが、火傷がひどく、迎えに来ていた家族が徳三さんと分からないほどだった。戦後、若本さん夫婦は、命は助かったものの、体調を崩して入退院を繰り返し、苦しみが続いた。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 若本徳三さん(当時28歳)は建物疎開作業に向かう途中の路上で被爆しました。避難の途中、市内西部(爆心地から約3,500m)で黒い雨をあびました。黒い雨には粘り気があり、衣服などには黒い斑点が残りました。
展示説明文(英語) Tokuso Wakamoto (then 28) was exposed to the bomb on the road en route to his assigned building demolition site. While fleeing the city he was caught in black rain in western area of the city (about 3,500 meters from the hypocenter). The sticky black rain left black stains on his clothing.
資料性質 被爆資料

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