| 識別コード | 2303-0038 |
|---|---|
| 資料名 | やかん |
| 資料名（英語） | |
| 寄贈者（カナ） | 藤井 澄江（フジイ スミエ） |
| 寄贈者（英語） | FUJII Sumie |
| 受入年月日 | 2013/12/10 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | |
| 寸法（その他） | 150×90×80、破片：90×30×70，75×15×40，50×13×30 |
| 被爆地（旧町名） | 中島本町 |
| 被爆地（現町名） | 中島町 |
| 爆心地からの距離（m） | 300 |
| 数量 | 4 |
| 内容 | 貿易商・藤井商事を営んでいた藤井順一さん(当時61歳)は、爆心地から300メートルの自宅で、二男・春雄さん(当時28歳)は、自宅付近で被爆死した。被爆から数日後、長男・順三さんの妻・笑子さん(当時30歳)と順三さんの妹らが、自宅や会社の焼け跡を訪ね歩き、二人の遺体を確認した。春雄さんの妻ツヤ子さん(当時25歳)は、藤井商事裏の別宅で被爆、佐伯郡五日市町まで逃れたが、8月14日に亡くなった。これは藤井商事とその近くにあった本宅、別宅の焼け跡から笑子さんが拾い集め、息子の順二さんとともに大切に保管していたもの。元は銀行の建物だったレンガ造りの藤井商事だったが、爆心直下の中島地区にあり、原爆によって、正面西側3分の2と背後の壁面の一部のみを残して壊滅した。 |
| ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
| 展示説明文 | やかん､灰皿 寄贈/藤井澄江[フジイ スミエ] 爆心地から300m 中島本町[ナカジマホンマチ](現在の中島町[ナカジマチョウ]) 貿易商･藤井商事を営んでいた藤井順一[ジュンイチ]さん(当時61歳)､二男･春雄[ハルオ]さん(当時28歳)､春雄さんの妻ツヤ子さん(当時25歳)は､藤井商事近くの自宅や別宅などで被爆しました｡順一さんと春雄さんの遺体は焼け跡で見つかり､ツヤ子さんも､8月14日に亡くなりました｡これらは､遺族が焼け跡から集め､大切に保管していたものです｡元は銀行だった頑丈な建物の藤井商事でしたが､爆心直下の中島地区にあり､一部の壁を残し､壊滅しました｡ |
| 展示説明文（英語） | Kettle, ash tray Donated by Sumie Fujii 300m from the hypocenter Nakajima-hon-machi (now, Nakajima-cho) Junichi Fujii (then, 61), who ran the Fujii Trading Company, his second son, Haruo (then, 28), and Haruo’s wife, Tsuyako (then, 25) experienced the atomic bombing from their homes near the company. The remains of Junichi and Haruo were found in the burned ruins. Tsuyako died on August 14. These fragments were found in the ruins by surviving family members and carefully preserved. Although the Fujii Trading Company was housed in a sturdy former bank building, it was in the Nakajima District near the hypocenter and was completely destroyed except for a single wall. |
| 資料性質 | 被爆資料 |