| 識別コード | 2303-0037 |
|---|---|
| 資料名 | 自宅焼け跡で収集した釜 |
| 資料名（英語） | Iron pot found in the burnt rubble of a home |
| 寄贈者（カナ） | 引地 時彦（ヒキヂ トキヒコ） |
| 寄贈者（英語） | Tokihiko Hikiji |
| 受入年月日 | 2007/07/26 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | |
| 寸法（その他） | 400Φ×230 |
| 被爆地（旧町名） | 中広町 |
| 被爆地（現町名） | |
| 爆心地からの距離（m） | 1500 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 寄贈者の姉大下好子(オオシタヨシコ)さん宅で被爆したもの。大下好子さんは、自宅で長女とともに被爆。家の下敷きになったが何とか抜け出し、当時貴重品だったラジオをかかえ、火傷を負った身で己斐峠を越え6日の夜11時頃、沼田町の実家に逃げてきた。生死を心配していた母サ々ヨ(ササヨ)さんは、好子さんが生きて帰ってきたのを、大変喜んだ。この釜は、穴を掘って埋めていたもので、寄贈者の引地時彦さん(当時16歳)がもう1人の姉と10月頃掘り出しに行ったもの。地中に埋めていたため、表面は焼けなかった。 |
| ブロック別 | 十日市・中広地区 |
| 展示説明文 | 寄贈者の姉･大下好子さんは自宅で長女とともに被爆｡倒壊した家から脱出し､やけどを負った身で､深夜､沼田町の実家まで逃れました｡好子さんたちの身を心配した母親のサ々ヨさんは無事を大変喜びました｡この釜は､地中に埋めていたものを弟の引地時彦さん(当時16歳)らが10月ごろ掘り出したものです｡ |
| 展示説明文（英語） | Yoshiko Oshita, the donor's older sister was at home with her eldest daughter at the time of the bombing. After freeing herself from her collapsed house, Yoshiko, who was badly burned, fled with her daughter, reaching her parent's home in Numata-cho late at night. Her mother Sasayo, who had been worried about her daughter and granddaughter, was overjoyed to see them alive. This pot was found buried in the ground by her younger brother, Toshihiko Hikiji (then, 16) when he was digging around their house sometime in October. |
| 資料性質 | 被爆資料 |