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トップページ被爆資料炭化したコーリャン

被爆資料

識別コード 2303-0001
資料名 炭化したコーリャン
資料名(英語) Carbonized kaoliang
寄贈者(カナ) 道田 政雄(ミチダ マサオ)
寄贈者(英語) Masao Michida
受入年月日 1966/07/02
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 230φ×180
被爆地(旧町名) 舟入幸町
被爆地(現町名) 舟入幸町
爆心地からの距離(m) 1600
数量 1
内容 寄贈者道田政雄さん(当時37歳)の自宅の製材工場建物内に設置した防空壕に非常用食糧として貯蔵していたもので、高熱火災により炭化している。政雄さんは、前夜から広島県産業奨励館二階にあった勤務先である広島県木材統制組合に宿直し、8時5分に勤務を終えた。帰宅した直後に被爆し、家の下敷きになった。台所にいた妻のヨシエさん(当時30歳)は、頭にガラス片が突き刺さり、六男の幹夫さん(当時6歳)は、熱線を背中から受けて、シャツ、髪の毛まで燃え上がっていた。幹夫さんはその夜苦しみながら亡くなった。いざという時の為に貴重な食糧を入れ、頑丈につくってあった防空壕も扉が爆風で吹っ飛び、火がついて一カ月近くくすぶりつづけた。
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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