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被爆資料

識別コード 2302-0014
資料名 水筒のひも
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 河本 集作(カワモト シュウサク )
寄贈者(英語) Kawamoto Shusaku
受入年月日 2001/09/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 130×25
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 中島新町
被爆地(現町名) 中島町
爆心地からの距離(m) 600
数量 1
内容 県立広島第二中学校1年生だった弟の河本聿美さん(かわもといつよし:当時13歳)は、動員学徒として建物疎開作業に動員中に中島新町で被爆した。自宅のあった広島市郊外の坂村から父親の春造さん(はるぞう:当時40歳)とミツさん(当時38歳)は聿美さんを捜して6日に入市し、翌日作業現場近くで、両手を眼と耳にあててうつ伏せになった「防空姿勢」をとったまま亡くなっている聿美さんを見つけた。火傷で足は焼け落ち、焼け残った名札でようやく聿美さんと確認できるほどだった。聿美さんの遺体は両親によって荼毘に付され、自宅に連れて帰られたという。寄贈された遺品は、すべて聿美さんが当日身につけていたもの。
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
展示説明文 寄贈/河本集作氏(かわもと しゅうさく)
1年6学級の河本聿美(いつよし)さん(当時13歳)の父春造(はるぞう)さん(当時40歳)と母ミツさん(当時38歳)は、7日、建物疎開の作業現場の近くで、両手を眼と耳にあててうつ伏せになった「防空姿勢」をとったまま亡くなっている聿美さんを見つけました。足は焼け落ち、焼け残った名札でようやく聿美さんと確認できるほどでした。聿美さんの遺体は両親によって火葬され、自宅に連れて帰られました。
展示説明文(英語) Donated by Shusaku Kawamoto
On August 7, Haruzo (then, 40) and Mitsu (then, 38), the father and mother of Itsuyoshi Kawamoto (then, 13), a student in Class 6 of the seventh grade, found their son near his building demolition work site. He had died in the air-raid posture he had been taught, crouched forward with his hands covering his eyes and ears. His legs were burned off below the knee and his whole body was so disfigured that they could recognize him only by the unburned parts of his name tag. Haruzo and Mitsu cremated their son and took his ashes home.
資料性質 被爆資料

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